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映画「花のあと」

原作は、藤沢周平の短篇小説です。

山や川や、
家の風情や、庭、土間、
食事の風景、障子の開け閉め、
家族、友達、習い事、仕事、生活

そんな、かつては確かに存在した昔の
日常の色々な景色が目の前に広がっていました。

娘がお父さんに「お話があります」と言って
障子を開けて、閉めて、入って、座って
話し始めるまでの時間のかかり方が、今の時代とは全然違う。
あの空気感や、お互いを思いやる心の推移や、言葉の間というのは
日本独特のものです。
色んな意味で理不尽でもあり窮屈な時代ではあったけれども
美しい緩やかな時間も存在していたのです。

昔も今も人は一生懸命生きてる。
人生に正解も不正解もない。
と、
そういうことなんだな。
と、
感じたことでした。
映画「花のあと」_e0046302_1684513.jpg

今、ジャーマンカモミールの花が玄関の植木鉢で咲いています。
これは、
江戸時代にはなかったやろなと思う。
by taichitokaori | 2010-05-21 16:11 | 映画 | Comments(0)

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