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太極拳的なものとそうでないもの

太極拳の武術としての基本練習が
そのまま健康法になるのは分かっている。

「含胸抜背」や「虚領頂勁」などの要求は
体を緩やかにまっすぐに立てて解放し、
余計な力が体にかかるのを防いでいる。当然
内蔵への圧迫はなく、
気・血・水の代謝はスムーズに行われる。
ゆっくり歩を進めるやり方も、ミルキングアクションを助ける。
胴体を使うやり方は、この上もない生命力増進法になる。

学生時代に
胸をはってお尻を突き出しお腹をへっこめ、あごをひいて座る授業を受けた。
これはまったく太極拳的ではないけど。
スポーツジムでは、マシンを使って心拍数を把握しながら
汗だくになって一定の速さで歩いたり走ったり、
部分部分の筋トレが行われたりする。
これも太極拳的ではない。

「太極拳命」だった時、太極拳以外のそういった体の使い方には
全く興味がなかったけど、
そこそこ歳をとってきた今日この頃、
(アロマのマッサージも含めて)
あれやこれやの体の使い方をバランスよくチョイスすることによって
とても日々が快適になることが分かった。

当たり前と言えば当たり前。

太極拳そのもののありようは
おおらかで、ゆったりしていて、自由自在。

体をそんなふうにしたいとばかり願っていたけど、
こころも、同じように成長させることで、
他の生き方とか、運動とか、
おおらかで、ゆったりしていて、自由自在にできていくものなのかもね。
太極拳的なものとそうでないもの_e0046302_2101163.jpg

スタバのオータムブレンドを買いそこねた。
今日、行ったら
すっかりクリスマスバージョンだった。
スタッフのユニフォームもクリスマスカラーやし、
クリスマスブレンドがズラリとならんでました。

美味しそうなケーキもあった。
by taichitokaori | 2011-11-02 21:08 | 香り | Comments(0)

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